栄養課
安心・安全でおいしく、健康増進につながる栄養管理を大切にしています。
おいしく栄養管理された食事の提供を行っています
当院は給食業務の全面委託となっております。以前は病院栄養士が栄養管理業務と給食管理業務の全てを担っていましたが給食業務の委託がスタートしたことにより病院栄養士は患者さんの栄養管理業務に、委託栄養士は給食管理業務にと業務の分担を行うことでそれぞれの業務に専念することができ、これまで以上に患者さんに安心で安全でおいしい給食の提供、患者さんの健康増進につながる栄養管理に努めています。それぞれの業務に専念はしておりますが病院栄養士、委託栄養士、協力して患者さんに満足していただけるよう日々業務に取り組んでおります。
長期療養をされる患者さんへの取り組み
お食事を楽しみにして頂けるよう患者さんのご意見を伺っています
当院の入院患者さんの中には長く入院生活を送られる患者さんもみえるため、年に1回の嗜好調査を実施しアンケートにて患者さんのご意見も聞いておりますが、ミールラウンド等でも患者さんの声を聞くよう心がけています。
患者さんの中には入院生活の楽しみの一つとして間食をされる方が多く見えます。当院の売店や自動販売機にて患者さんは自由にその選択ができるのですが、間食の摂りすぎによる肥満を防止するため当院では入院患者さんが使用する自動販売機の商品にカロリー表示を3段階の色分けにして、表示する取り組みを行っています。200kcal以上の商品には赤色のテープで、100kcal~200kcal未満の商品には黄色のテープで、100kcal未満の商品には青色のテープで、患者さんに視覚でもわかりやすくカロリー表記しています。
退院・社会復帰を目指す患者さんへの取り組み
多職種によるNSTワーキングチームで栄養改善に取り組んでいます
入院患者さんの栄養管理を栄養士だけが行うのではなく、多職種(医師、看護師、薬剤師、管理栄養士)にてサポートするNSTワーキングチームが当院で活動しております。低栄養、食欲不振、痩せ、褥瘡などの栄養管理における様々な問題を改善するため、NSTワーキングチームがそれぞれの専門性を生かし、意見交換をしながら患者さんの栄養状態改善に取り組んでいます。
食事療法についての不安や疑問、退院後の食事について気になる事などがあれば、外来、入院問わず主治医に栄養指導依頼についてご相談ください。患者さんに寄り添い患者さんのライフスタイルに沿った栄養指導を実施します